エレベーターの行き先フロアのボタンを押し間違えたことはないでしょうか。
一人で乗っているのなら気になることも少ないですが、大勢乗っているオフィスや商業施設のエレベーターの場合、扉が開いても誰も降りないという気まずい雰囲気になったりもします。
間違った人も一緒に乗っている人も気持ちいいものではありません。
そんなときに知っていると便利なのが押したボタンをキャンセルする方法です。
間違えたボタンをキャンセルして消す方法
エレベーターの行き先ボタンを間違えたときにキャンセルする方法があります。(機種によってはできない場合もあるかもしれません。)
これはエレベーターのメーカーによって方法が違います。
エレベーターのメーカーは操作盤のあたりに表示されていることが多いですが、中にはどのメーカーのものかわからない場合もあるでしょう。
ですので、メーカーごとのキャンセル方法を覚えるよりも、いくつかキャンセル方法を覚えておいてその場で試すことをおすすめします。
それではキャンセル方法を紹介します。
- キャンセルしたい[階数ボタン]を2回押す(5回の機種も)
- キャンセルしたい[階数ボタン]を押し続ける
- 扉が開いているときに[開ボタン]を押したままキャンセルしたい[階数ボタン]を2連打
1、2の方法が使えるエレベーターが多いです。
3は少ないのであまり覚える必要ないかもしれません。
2回押す方法はコツがあるので、むやみに連打しても上手くいきません。あまり速すぎない程度に連打しましょう。
使用は控えよう
とはいうものの、キャンセルはあまりしない方がいいでしょう。
あくまでも万が一のときに使えるよう、知識として覚えておく程度にとどめておきましょう。
というのも、キャンセルすることで周りに迷惑をかけてしまうことがあるからです。
例えば、5階のボタンを間違えて押したとします。
「キャンセルを試してみよう」と5階をキャンセルします。そうすると、5階のボタンが押されていて安心していた乗り合わせた人が「あれ?5階押してたはずなのにもう10階に来てる!」ということになりかねません。
1度押したら、それを見て安心している人もいるかもしれないのを忘れてはいけません。
じゃあ1人で乗っているときならいいだろうとなりますが、これはこれでこういうときに限って次のフロアで扉が開き人が入ってきたりで上手くいかないもの。
1人で乗っているときに1度くらいはお試ししてもいいかと思いますが、頻繁に遊んでしまったり、乗り合わせている人がいるときに試したり、無理にキャンセルするようなことがないようにしましょう。
その他のエレベーターに関する豆知識
この他にもエレベーターについても豆知識があります。
知っておいて損はないので覚えておくといいかもしれません。
エレベーター内の鏡について
この鏡は車いすを利用する方のためのものです。
狭いエレベーターの中では車いすの方向転換が難しい。その為、前進してエレベーターに入り、バックをして出る必要があります。
そのときのバックミラーとして使われるのです。
ですので、車いすの方と同乗した場合、鏡の前に立っていると邪魔になることもあります。注意しておきましょう。
車いす用のボタンについて
一般のボタンより低い位置にある車いす用のボタンですが、こちらにも意味があります。
これを押した場合、扉が閉まるまでの時間が長くなったり、開閉速度が遅くなるものなどがあります。
また、エレベーターが複数並んである場合に片方のみ車いす用のボタンがあったとします。
このときは車いす用のボタンを押すとそのエレベーターが優先的に呼び出されます。
たまに、エレベーターを呼ぶとき、何も考えずに一般用も車いす用も押す方がいますが、迷惑になるのでやめましょう。
まとめ
- エレベーターの行き先ボタンキャンセル方法
- 消したいフロアボタンを2回押す、もしくは長押しすればOK
- その他のエレベーターについての豆知識
エレベーターの行き先ボタンを間違えておした時の対処法、キャンセル方法とその他の豆知識をご紹介しました。
いずれも知っておいて損はない豆知識です。
何かのときに役立つときが来るかもしれませんね。